七不思議を消去せよ~あとがき~

どうも~、ginkayです(久々ですなあこのフレーズ)。読者の皆様、ぴったり三週間おつき合いありがとうございました☆見逃した方はぜひHPへどうぞ(宣伝)。 そうそう、念のためお断りしておきますが、この作品はフィクションです。実在の人物・団体・その他諸々一切関係ありません(当然だってばさ) そもそも、今回の連載のきっかけは、相棒kazuraさんが、アイデアで苦しんでいた私に、「学校の怪談なテー…

続きを読む

七不思議を消去せよ(最終回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

こうして、七不思議の解明は今回はとりあえず終わりとなったが、いつか、今日のことを忘れた学生たちが、また新たな不思議を見つけ、伝えていくだろう。科学が進んでも、怪談話が面白いということに変わりはないのだから。 「あ~あ、今回は鳴戸クンたちに振り回されちゃったみたいで、損したですぅ。バイトお休みしてまでここに来たのにィ。」 楠がぼやいた。 「悪かったっス。お詫びにおごるよ。…先生が。」…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第二十回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

「ええっ」鳴戸は口を尖らせた。「センセはどっちの味方なんスか?!」 「もちろん逆もまたしかり、だ」私は続けた。「光るものとか、謎の音がイコール霊だ、と決めつけるのもよくないと思う。光るものはあくまで光るもの、で、音も説明のつかない音、それ以外の何物でもない。不思議な現象、ではあるが、人もしくは動物の霊魂であると科学的に証明されているわけではないんだ。 怪奇現象に説明がついたからといって、…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十九回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

正体がオカルト研の仕業とわかって、全員が気が抜けたりがっかりしたりした。トリックが単純なものなので、なおさらだった。 「つまり、光る風船の糸を長くして、下の階の窓から浮かせることによって、屋上に何かがいるように見えたんスね。…すぐ気付かなくて悔しいっス。でも」急に鳴戸は元気になって、「これで七不思議全部説明付けたっスよ。さあ、斉藤、負けを認めるんだ。」 すると、斉藤はうなだれながらも…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十八回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

“光るもの”のあるとおぼしき場所の、真下の部屋の入り口にたどり着くと、私はまず扉越しに耳をすました。「もうちょい引っ張って」「手ェ離すなよ」そんな声が、かすかに聞こえる。 私はノックもせずに扉を開け放った。すると、窓際に立っていた数人が、驚いて振り返った。斉藤以外のオカルト研のメンバーだ。手には、糸状のものがしっかりと握られている。 「屋上の真下の研究室を、オカルト研の君たちが、ゼミ…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十七回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

さあ大変なことになった。騒ぐ者、写メールを撮る者、身を乗り出す者、「落ち着けー」と言いながら一番慌てふためいている者、などなど。なんせ屋上はフェンスの向こうなのだ。近寄って確かめようもない。 オカルト研の斉藤は、ここぞとばかりに張り切っていた。 「これこそ霊現象が実在する、れっきとした証拠ですっ!」と、周りの喧騒に負けない声で叫んでいる。 鳴戸が渋い顔をして、近寄ってきて囁いた…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十六回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

全くヒマ人が多い学校だ。集合時間がくると、鳴戸が手を振って皆を静かにさせた。 「皆さんにご報告しておくことがあります。先ほど学生課に問い合わせたところ、創立以来屋上から学生が飛び降りた事実はないそうです。また、それらしい新聞記事もピックアップできませんでした。つまり、こことは無関係な霊か(霊が実在するなら、スけど)、もしくは誰かのいたずらということになります。俺はいたずらだと思ってます。さ…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十五回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

…つまり、深夜までヒマになってしまったのだ。それを知った時の鳴戸の顔ときたら。文字どおり「にやり。」だった。 こうして、ある意味“季節外れの肝試し”に参加するハメになってしまった。つくづく運がない。 集合時間までの間、私はヤケになって夕食を「ぎゅうどん定食」に決め、正門徒歩一分のうどん屋に行った。この定食は、牛丼とうどんがセットになっている、カロリーが気になる中年には少々栄養バランスに欠…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十四回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

鳴戸の提案はこうだった。どうせなら、その“人影”が目撃される時間に集まって、トリックをときましょう、と。 「じゃ、説明がつかなければ、怪奇現象として認めてくれるんですね。」 と、斉藤も妙なファイトを燃やしていた。 「そうか、まあ頑張ってくれ。私は今日夕食当番だから、参加できないが。」 若者と違って私はヒマではないのだ。だが、鳴戸は容赦なかった。 「何言ってるんスか、当然センセも…

続きを読む

七不思議を消去せよ(第十三回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

「屋上への入り口は?」 「らせん階段しかつながってなくて、その手前がフェンスでふさがれているんですよ。つまり、人は入れない、ということっス。」 すると、何人かの目がいきいきとしてきた。 「と、ゆーコトはつまり…」皆を代表してか、大海原が呟いた。「これって、密室パズルってことですよね!」 屋外なので、密“室”と言っていいかの疑問は残るが、もし人為的に起こした現象ならば、確かにト…

続きを読む