小説:くまの森のひみつ6

茂みの深い木々を抜けていくと、木々が生えていない小さな空き地に出ました。
その先の木々の奥は、うっそうと茂みが深く、今までにみたことのない植物が茂っています。ほとんどマロンくんの背丈以上の植物に木々の間は囲まれ、入り口がみつかりません。
空はその上だけうっすらと暗闇で覆われ、太陽の光はさしていませんでした。
マロンくんとグランくんは立ち止まって前を見ました。

"ここを通り抜ければたどりつくんだ。"

グランくんは言いました。

"本当にこの道で間違いないの?"

"ああ。俺の地図には、そうだと示している。"

マロンくんがグランくんの地図を覗き込むと確かに、赤いしるしでつけられたところは、うっそうとした森に先でした。
グランくんも念のため地図を確認し、そして深呼吸をすると、

"よし、いくか。"

といい、進み始めました。
マロンくんは少し怖気づいていましたが、グランくんについていくことにしました。

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