七不思議を消去せよ(第四回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

クラシックミステリ史の授業は、私がやっつけられるのが面白いせいか、かなりの学生が受講している。今日も大教室はほどほどに埋まっていた。
鳴戸は大人数にも全く臆することなくホワイトボードの側に立ち、説明している。
「…と、いうわけで、七不思議の“真相”をみなさんでぜひ推理してほしいっス。センセもよろしく~。」
居眠りでもしていようかと思ったが、アテがはずれた。
「ではでは、知らない人のためにうちの学校の七不思議を簡単に説明しまーす。
其の一、科学棟の標本の怪。
其の二、芸術学部の音楽室の肖像の怪。
其の三、図書室分室の怪。
其の四、体育学部の水道の怪。
其の五、大講堂の謎の声の怪。
其の六、旧文学棟女子トイレ鏡の怪。
其の七、屋上の人影の怪。
まずは、其の一の怪から検証したいと思います。」
~続く~

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