七不思議を消去せよ(第三回)今回の原案・kazura、作・風間銀灰

「…いやあ、実は、昨日オカルト研究会の斉藤と議論になっちゃったんスよ。怪奇現象に説明がつく、つかないで。…で、斉藤の奴、とりあえずうちの学校の七不思議を、論理的かつ科学的に説明してみろって言いまして。理工学部の自分としては、オカルトなんかに負けたくないんスよ。」
「それが私のクラシックミステリ史の授業とどう関係するんだ?」
「だから、次の時間の授業、うちの学校の七不思議をミステリ史のみんなで検証する、って時間にしてくれないっスか?斉藤も来るんで。」
人の授業をなんだと思ってると言いたいところだったが、あいにく私のテーマより面白そうだった。
「仕方ない、次の時間は提供するが、その代わり君が仕切るんだぞ。」
「そんな事言って、センセもラクできてラッキーでしょ?」
イヤな奴だ。そのとき、始業のチャイムが鳴った。
~続く~

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