第二話 続き2 <完>

"こんにちは、サファイアさん"
マロンくんは挨拶をしました。
小さな白い毛並みのウサギのサファイアさんはくるりと振り返ると、耳をぴんとたてました。
"あら。マロンぼうやじゃない。こんなところで会うなんて、久しぶりね。"
サファイアさんはうれしいそうに耳をぴくぴくさせました。
マロンくんとサファイアさんは、よく森の中で会う唯一のお友達です。
マロンくんはひとりでいることが多いのですが、マックスさんに出会う前までは、サファイアさんが一番の友達でした。
"顔なじみなのかい?"
背中にいたマックスさんはマロンくんに耳打ちしました。
"そうだよ。よくりんごの森にいくと、いっしょにりんごを集めたりしているんだ。"
マロンくんはうれしそうに答えました。
"ところで、マロンぼうや。今日もあそこにいくのかい?"
あそことは、マロンくんの好物であるりんごの森のことです。
"いこうかな、と思ってるんだけど、一緒にいく?"
"ほんと?"
"そうそう。今日はお友達をひとりつれてきたんだ。"

そういうとマロンくんは背中にいるマックスさんを紹介しました。
サファイアさんは、驚いて背中にいる小さなかめさんをみつめていました。
マックスさんも、白いウサギさんをはじめてみたようで、うれしそうにみていました。

"これでマロンぼうやもお友達ができたようだね。いいことじゃない。"
サファイアさんは、マロンくんに新たなお友達ができたことに大賛成のようでした。それをきいたマロンくんもうれしそうです。

こうしてウサギのサファイアさんも加わり、マロンくんとマックスさんの3匹はりんごの森へと向かうことになりました。

<第二話終了>
続きは第三話になります。

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