006 一方的(いっぽうてき) :【詩を書くあなたに100のお題】

006 一方的(いっぽうてき)

突然のことで
それが現実か わからなかった

電話越しで
ずっと続く 言葉の嵐
耳には何も残らなくて
ただ通り過ぎてゆく

聞こえてくるのは
言葉でなくて ざわめき
それがなんなのか
いわなくても わかっていた

だから
ひとことも 何も 言葉にしなくて
黙って受話器をおいた

電話の隣で
飾ってあった白い写真たてが
音もなく 床に落ちていった
by kazura

配布元:【詩ならひ】瑠璃春華
 >>> http://utanarahi.seesaa.net/

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今日は調子がいいのでふたつ詩をかきあげました。
どれもお題で挑戦中です。
最近、どうも失恋ものや恋愛ものが多いのですが、少し方向性を変えていこうかなともおもってます。
ストーリー形式の詩もいいし、もっと抽象的なものでもいい。
少しでもこの詩からイメージが湧きあがってくれればうれしいです。

そのときの瞬間を表現していきたいな、というのが本来のkazuraの特徴的な詩でもあります。

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